結婚生活は幻滅の連続とお互いに割り切ることがレス防止に

結婚生活は幻滅の連続とお互いに割り切ることがレス防止に

いつまでもお互いを尊敬し、労わり合って夫婦生活を続けていけるという男女は、残念ながらそう多いものでもありません。

長く一緒に暮らすほど、最初は気にならなかったパートナーの何気ないクセや言葉遣いが気になり、「まったく、なんでこの人は」とがっかりする機会も増えてくるものですが、そこで盲目的に幻滅の繰り返しなのはいけません。

そのような幻滅の連続こそが夫婦生活の実態といってもいいかもしれません。当初の印象からかけ離れた結婚相手の本性に、性的な関心が失われてしまう男女もいることでしょう。

「こんな人ではなかったのに…」は勘違いかもしれない

パートナーのだらしない態度。際限ない幻滅に倦んだ多くの人々は、こう言うものです。

「最初は本当に可愛い、優しい子だと思ったんだ。それが結婚してからは…」
「素敵な彼だと思っていたのに、取り繕っていただけ。根っこはただの下劣な男だった」

好きになった当初のイメージと、夫婦になってからの変わり様、そしてそのギャップにガッカリしているというわけです。

しかし、当たり前のことですが人間にはいくつもの面があるものです。あなたも両親と接するときの自分、上司と接するときの自分、友人と接するときの自分と、夫と暮らしている自分の顔には、その数だけの微妙な違いがあるはず。

どれが「本当の人格」というものは、ありません。接する人間によって態度が変わるのが人というものです。つまり、パートナーが嫌な態度を取る(ぞんざいな言葉使い、不衛生な生活、などなど)という場合には、それは、あなたの側にも、そうさせる責任の一端があるのかも。

「こんな人ではなかった」というのは、ただの思い込み。いつまでも当初のイメージに引きずられていてはなりません。ガッカリしているだけでは、素敵だった頃の彼/彼女は戻ってこないのです。

「お互い様」という意識も持とう

パートナーが家庭内でだらしなかったり、外面とはまるで違う態度を見せたりする場合には、あなたの方でもそれを許す雰囲気を出している、という可能性はあります。

つまり、まずは「お互い様」という意識を持つべきなのです。そう考えて、一度部屋の様子を見渡してみてください。そのあとで、鏡で自分の姿を確認してみてもいいでしょう。

いかがでしょうか? 部屋は脱ぎ散らかした衣服で散らかり、ろくに掃除もされていなくて、シンクには洗っていない食器が山積している…という状態にまではさすがにいかなくても、そこで生活を始めた当時の状況と、まったく同じというわけでもないでしょう。

少なからず生活の痕跡がそこかしこに残り、「ザ・所帯」という雰囲気になっているはず。

そして、あなた自身はどうでしょうか?

ムダ毛も放置して、髪もボサボサ…挙句に体臭た口臭もひどい…それではパートナーもあなたと同様に、「こんな奴とはヤリたくない」と思われて当然です。

「親しき仲にも礼儀あり」~夫婦円満の秘訣

古典的な警句ではありますが、「親しき仲にも礼儀あり」とは、間違いのない真理です。

夫婦といっても、所詮は「他人」です。自他の区別をつけて、まずはあなたから、家庭に改めて「礼儀」を持ち込みましょう。部屋は毎日、なるべくきれいにする。ベッドも衛生的に整えて、いつでも彼とそこに潜りこめるような状態に。とりわけ「サボリ」が露骨な汚れとして出がちな水回りの清掃は、「運気」を呼び込むという風水もあり、重要です。

そして当然、もう何千回とセックスした相手の前でも、間違っても裸でウロウロしてはなりません。セックスとは、どんな人にとっても、「非日常」だから刺激があり、興奮が生まれるのです。それがたやすく裸を見せるような生活を続けていると、必ず相手に「もうこの身体は見飽きた」と思わせてしまい、性的な関心も失われてしまいます。

体臭にも気を付けてください。単純に「悪臭がする」という状態は当然NGですが、人にはそれぞれ、独自の臭いがあるものです。その臭いが気になって、「またこいつとセックスするのか…」と、そういった気分になれないという人も、特に男性には多いようです。

香りというのは、脳の「記憶」とも関係していると言われます。パートナーに良い印象を持ってもらいたいならば、セックスのときに、仄かに良い香りがするよう、セルフマネージメントしてみましょう。その種の石鹸を使えば、自然な香りが演出できます。

自分を改めて、相手にも改めてもらおう

「いやいや、うちのセックスレスの原因は、あくまで相手のだらしなさにあるわけで…」

ここまで読んで、そのように感じる方も多いかもしれません。確かに、そういうこともあるでしょう。しかし、それでもなお、自分の「女性/男性としての質」を高め、維持することを怠ってはなりません。

話が少しそれるようですが、高級なバーの従業員は、「客にどんな服装で来てほしいか」をイメージして、それを制服にすると言います。あなたもそれを見習ってみてはいかがでしょうか? 

まずは自分から身綺麗になり、「うちはこういう家なんだ」というメッセージをパートナーに伝えれば、徐々に彼/彼女もまた、自分を変える努力を始めるはずです。

「年の差婚」はレスになりやすい!?無理に頑張るのは危険

最近は「年の差婚」も珍しくなくなってきました。とりわけ女性が自分のお父さんほどの男性と夫婦になるという例も、よく耳にします。

中年男性の経済力に惹かれる若い女性は昔から多く、またいわゆる「老け専」の人たちは昔から一定数いると言われます。

ただ、最近は男性でも美容・健康に気を配る方が増えて、魅力的なオジサマとなり、彼らが女性の心を惹きつけてやまないようです。

しかし、いくら肌艶もよく、トレンドのファッションを押さえている若々しい男性でも、人間である以上、中身の老化は避けられません。

そのために、年の差婚で結ばれたのはいいものの、セックスレスの状態に陥っている夫婦も決して少なくはないでしょう。

なお、生物学的な部分も関係しますが、男性は本能的に生殖能力の高い女性を好む傾向にあるため、若い男性が熟女と結婚という、逆パターンはあまり聞きませんね。

中年期から始まる生殖能力の低下がレスを招く

いつまでも性欲にあふれて、何度でもセックスできる!

そんなエネルギッシュな男性も、そう多くはありません。人によって違いはありますが、中年期と呼ばれるステージに入れば、誰もが多少は生殖能力の衰えを感じるはずです。

それが年の差婚で結ばれた夫婦がセックスレスになる、もっとも大きな要因でしょう。

また、「勃起不全」は精神面とも大きく関係している問題です。単純に「疲れている」、あるいは「仕事でストレスを抱えている」、「前回のセックスで勃起しなかったせいで自信が持てなくなった」などの理由から、ベッドで男として機能できない人もいます。

仮に、相手も大体同じくらいの年齢で、男性と似たような生殖能力の低下を感じているというならば、お互いを労わり合ってセックスレスの問題に向き合うことができるでしょう。

しかし、それが年の差婚ということになると、多くの場合、女性はあふれるほどの性欲を抱えているにも関わらず、男性の方はサッパリ、という大きなギャップが生まれます。

結婚相手には年上男性を選んだけれど、これまで付き合ってきたのは同年代の人ばかりという若い女性は、夫の性的な頼りなさに「どうして?」と不満に思うかもしれません。

あるいは、「私に魅力がないのかな?」と、自分を責める方もいるでしょう。

そのあたりのことも理解し合った上で結婚したというならば、特に問題はありません。

しかし、それでも途中から「やっぱり子どもが一人は欲しい」と考えたときには、上のような理由によるセックスレスに対しても、何かしらの対策が必要となってくるはずです。

焦らないで! 間違った年の差婚レス対策とは?

まず、女性にできる年の差婚のレス対策から見ていきましょう。

年の離れた旦那様に対して「やってはいけないこと」を、最初に考えてみます。

・「どうして勃たないの?」「私に魅力がないの?」と感情的に責める
・ムキになって、毎晩セックスしようとする
・バイアグラやレビトラなどの勃起不全治療薬で安易に解決を図る

このような言動は、相手にプレッシャーを与えるだけです。

若い男性ならば何を言われても何をされても「まあ、次がある」と思って受け流せますが、中年以上の男性にとって女性から生殖能力について咎められたり、それを試されたりするのは、単純な苦痛です。

また、勃起不全治療薬は最後の手段として考えてください。もともとは狭心症の薬で作用も強いので、バイアグラやレビトラは老いた男性には危険ともなり得ます。強制的に勃たせてセックスしても快感がなく、最悪、レスを悪化させるだけの逆効果になることも…。

心臓病などの持病を持っている方の場合、最悪死亡なんてこともありえますから、ご老体にムチを入れるような医療薬の使用には慎重に慎重が必要です。

さて、ではどのような対策を取ればいいのでしょうか?

年の差婚の夫を持つ女性たちへ~正しいレス対策は?

ある程度年老いた男性とのセックスにおいて、基本的に、焦りは禁物です。毎回問題なく勃起して、自分を満たしてくれる――という希望は、一旦横に置いた方がいいでしょう。

まずは「しっかりとペニスが勃つところ」まで、です。そのためには、

・毎晩ではなく、自然と親密な雰囲気になる夜を待つ
・食卓にさり気なく「精のつく食べ物」を取り入れる
・暴飲暴食や喫煙をさり気なく咎めて、健康的な生活をさせる

このような約束を守れば、最低でも一か月に1回~2回はチャンスが訪れるでしょう。

しかし、勃起すればそれでいいというものではありません。年配男性に多い「中折れ」を防ぐためには、勃起を維持させて、フィニッシュまで持ち込ませる必要があります。

そこでダメ押しに「精力剤」を使うのは、たいへん現実的なアイデアでしょう。

多くの精力剤に含まれるアルギニンという成分は精液の量を減らし、射精の快感を増大させたり、男性ホルモンの分泌に働きかけます。

つまり、男性の「気持ちいい!」という感覚を、身体に負担を掛けずにUPさせられるのです。これがバイアグラなどの勃起不全治療薬では、そうはいきません。

勃つことは勃つけれど、性感も何もなくて、ただの空撃ちに終わるという事態も多々あるのです。

ともあれ、アラフォー・アラフィフの男性とのセックスにおいて大事なのは、女性が欲しがりすぎないことです。

追い詰められると勃つものも勃たない、それが男性というもの。夫婦として長く穏やかな性生活を歩みたいならば、「急がば回れ」の精神も大事でしょう。