「時間がない」を言い訳にしない事。スキンシップの重要性

「時間がない」を言い訳にしない事。スキンシップの重要性

人間に与えられた時間は、誰も彼も等しく同じ――1日24時間です。

そして男性は週日ならそのうちの半分は、仕事であり、出退勤の時間に奪われることになります。

帰ってくるのは夜も遅く。そのあとで食事もして風呂にも入って、明日のために休養を取らなければならない。

そんな毎日の連続では、セックスをする時間が取れなくなっても致し方ありません。女性としても、そのあたりには理解が求められるでしょう。

しかし、一般的な家庭では、それは一時的なことでなく、男性が定年するまで続く生活のサイクルということになります。

つまり、一度「時間もないし、セックスはできないものなんだ」と諦めと共にレスを受け入れた場合には、最悪の場合、「一生レス」という状態もありえるのです。

「時間がない」を言い訳にはしない

身を粉にして働いている男性にセックスの時間がないのは、程度の違いはあれ、確かなことでしょう。しかし、それを「言い訳」にしているようではまだまだ男として未熟です。

おそらく「時間がないからセックスができない」と嘆いている男性は、大体次のような固定観念を持っているのではないでしょうか? 「男として、できるだけ妻を抱かなければならない」「毎晩ではなくても、定期的に妻を抱いて満足させてやらなければならない」――と。

もちろん女性に性欲があることも確かですが、その成り立ちは男性のものとはずいぶんと異なります。

女性は毎日毎日、おざなりな形だけのセックスをするより、回数は乏しくても「一回の上質なセックス」を求める傾向が強いといえます。

必ずしも男性のように、「毎日出さなければ悶々とする」というわけでもありません。そして生々しいことをいえば、その必要を感じたときには女性もマスターベーションをします。

女性から如実な「して」のサインがない限りは、常に義務感を感じることはないのです。

逆にパートナーに対して、毎晩過剰な「セックスしたい!」という自分本位な欲望を突きつけている女性は、少しそれを見直す必要があるでしょう。

セックスはお互いの存在、そして呼吸が合って成り立つ行為なのですから、相手に無理強いするのはやはりNGです。

「セックスは夜」の考え方から抜け出す

夫婦がセックスをするのは、ほとんどの場合は「夜」と決まっています。

しかし、「セックスは夜」という考え方は、一体誰が決めたものなのでしょうか?

わざわざ体力もすり減って、精神的にもヘロヘロな状態で無理やりセックスすることはありません。

その気になったなら、朝、起き抜けの状態で交わりを持つというのも、また一興です。

朝のセックスは体内に「オキシントン」という幸福感をもたらすホルモンを分泌させます。男性にしても、モヤモヤとした気分を職場に持ち込まずに済んでいいですね。

「朝にセックスなんてして、仕事ができるわけないよ…」

そのように反論する方もいるでしょう。しかし、それは実践してみての感想でしょうか? 

おそらく、なんとなくのイメージでは? 朝、体力に満ちみちた状態のセックスは夜と比べて快感も強いですし、身体と頭の怠さを振り払ってくれます。

もちろん、朝のセックスを習慣化するとそれはそれで重圧になるので、あくまで「たまに」実践してみましょう。

スキンシップを続ける重要性

その他にも、「時間がない」をセックスレスの言い訳にしないための工夫はいくらでも考えられます。土日のどちらかは、夫婦の時間のために使う。一日潰れるのが嫌ならば、休みの日の前に、多少は疲れた身体にムチを打ってでも、濃密な交わりを持つ――その際には精力剤など、身体に活力を与えてくれるアイテムもまた、心強い味方になるでしょう。

しかし、どのような手を尽くしても時間がなく、セックスをする体力もないというときには無理をする必要はありません。お互いにとって苦役にしかならない交わりは、かえってレスを悪化させるばかりです。

そんなときには、「スキンシップ」だけでいいでしょう。キス、軽い体への愛撫、ハグは欠かさないようにする。どうしても挿入することができないときは、お願いして、手や口で性欲を処理してもらう。そういった性的な接触を失わない限りは、いずれ時間ができたときに、「今日はしよう」という気持ちが、言葉にはせずとも二人の間で一致するはずです。

もしそれすら恥ずかしいという場合には、妻に対して、マッサージのお願いをしてみればいいでしょう。

または、あなたが奥様に対してマッサージをしてあげるのもよいでしょう。

ベッドにゴロンと寝そべって、身体の隅々までもみほぐしてもらえば、そうと意識しなくても自然と「男女の雰囲気」は生まれますし、それもスキンシップです。

時間がなくてセックスができなくても、致命的なレスを避けることはできます。

何よりまずいのは、スキンシップもなくなり、会話もなくなることです。

逆にいえば、それさえキープすればいつでもまたセックスできる関係には戻れるので、「時間がない」とお嘆きの男性が何より意識すべきは、どんな形であれ夫婦としてもコミュニケーションを切らさないことなのかもしれません。

レスで性欲のはけ口が無いからオナニーするのは問題ない?

日本も以前と比べて、ずいぶんと性に対してオープンな国になってきました。

自らの性生活を赤裸々に語る若いモデルやタレントもいるくらいです。水面下で着実にセックスレスが進んでいるこの国では、たいへん良い兆候と言えるでしょうね。

しかし、あるいはマスターベーションのことについてお友達と気軽に議論できる女性というのは、まだ男性と比べてそこまで多くないはずです。

「女でもしていいのかな?」という思いで、性欲を抑えているという方々――大丈夫! 

自慰はノープロブレムどころか、自分磨きのためにも大事なことかもしれませんよ。

レスじゃなくてもオナニーのすすめ

Q.「旦那以外の人とほとんど恋愛経験もないまま、結婚しました。最初から他の男性と比べて淡泊なのではないかという疑いはあったのですが、まさしくその通り(笑)結婚してからまだ1年という程度ですが、もう2ヵ月くらいものあいだセックスがありません。

以前の私であれば我慢できたと思うのですが、うちの人は淡泊な割に、テクニックが割とあるというか…。すっかり開発されている状態で、性欲が抑えられなくなってきました。

オナニー、しちゃおうかな、と思っています。これまで経験は一度もないのですが、まあ大体やり方はわかりますよね(笑)最近はLCのサイトなんかも見て、バイブにも興味が出ています。

ただ、心のどこかに、そんなはしたない欲望を抑えようとする気持ちがあるのも確かなことです。どうしよう…まさか旦那には相談できないし」(ヒトミさん/32歳/専業主婦)

A.オナニーに罪悪感を持つことはありませんよ。誰も口にしないだけで、女性誌ananの調査によると、なんと73%の人が、女性でもオナニーをしていると言います。まったくしないという人は、むしろ少数派。どちらかといえば、その方が変――なのかも!?

と、世間に流される必要もありませんが、それでなくてもオナニーは女性にとってメリットも多いので、迷っているならおすすめです。女性ホルモンが分泌されて、髪や肌もきれいになるし。オナニーの翌日は化粧乗りがまったく違うという人もいるくらいですからね。

心にストレスを溜めこまないためにも、今のところレス改善の光が見えないならば、セルフプレジャーで満たされない気持ちを吐きだした方がいいかもしれませんよ。

満たされない気持ちが溜まっていくと、どうしても行動も短絡的になります。

いつか性欲が爆発して旦那様に飛びかかって淡泊な彼を驚かすことがないように、または刹那的に不倫に走ってしまったりしないように――定期的に息抜きして、レスと向かい合った方がいいでしょうね。

イケないのがレスの原因。下手な旦那をどうにかしたい

セックスでオーガズムに達したとき、女性が得る快感は一般的に男性の射精と比べて10倍のものだと言います。

その絶頂の感覚を一度でも知ってしまえば、「毎回イカないと満足できない」という人がいてもおかしくはないですよね。

相手のテクニック不足で「物足りない」と感じ、あるいはレスに陥っている夫婦も多いのではないでしょうか? ただし、いつも「イケない」「ヘタクソな男」などと思って、自分から何もしないようでは、いつまでも二人で最高の快楽を共有することはできませんよ。

「ヘタクソ」なのはあなたかも?

Q.「はじめてイク感覚を知ったのは、学生の頃でした。そのとき、まだあまり男運がなかったこともあって、日夜オナニーばかり(笑)下品な話で申し訳ないですが、当時の習慣でオーガズムの感覚が染みついてしまい、男性とのセックスではほぼ満足できません。

結婚してからも、正直、旦那のセックスには物足りなさが募ってばかりです。いろいろと自分でこうしてああしてと言ってはみたのですが、旦那はそれが不快だったのか、結婚して1年くらい経った頃、俺はおまえのバイブじゃないぞ、と言われてしまい、なんとなくそれからレス気味になってしまいまいた。

ヘタクソのくせに偉そうに、とそのときは私もイラッとしたのですが、今ではちょっと反省しています。確かに彼を、自分の性欲処理に使っていたようなところもありました。

でも、一度でいいから旦那とのセックスで達してみたいというのは、愛情ゆえでもあります。私は、ワガママなのでしょうか?」(匿名希望/32歳/イベントコンパニオン)

A.「ワガママ」ではないと思います。ただ、いくぶん、自分からの努力が少ないのでは?

セックスは二人でするものですよ。パートナーのテクニックに期待しているだけでは、オーガズムを得ることは難しいです。たとえば体位を決めるときにも、「ここに当たれば気持ちいい」というポイントがありますよね?

そのポイントに誘導するよう、さり気なく腰をずらしてみたり、自分から体位を選択したり…できることはいくらでもあるはずです!

マスターベーションでは達せられるということなら、いつも自慰行為に使っているラブグッズを彼に使ってもらうというのもアリです。それで「直前」まで持っていって、最後は挿入されたペニスでフィニッシュまで――そんな工夫も一回くらいしてみましょうね。

愛する人とのセックスでイキたいのにイケない、これはもどかしい悩みです。

ただ、自分から積極性を発揮すれば、案外簡単に達せられるかもしれません。パートナーを「ヘタクソ」なんて思わず、もしかしたら私がヘタクソなのかもと反省するのが、互いに最高のセックスを実現するための第一歩ではないでしょうか。

労働意欲とSEX。レスがもたらす意欲の低下は大問題

突然ですが、みなさんが額に汗して働く理由は、何でしょうか?

「将来のため」「貯金のため」「好きなものを買って、好きな服を来たいから」「もっと高い
給料を取って、ゆくゆくは昇進するため」――など、様々な理由があることでしょう。

しかし、嘘偽りのない心情として、「セックスのため」という気持ちも、どこかにあるのではないでしょうか? いえ、上で挙げたようなすべての欲求にも、その陰に「セックスをしたいから」という気持ちと繋がっているはずです。

不自然なことではありません。人間には「種の保存」という使命があり、これがすべての言動と繋がっています。「たくさんお金を稼いで、いい服を着たい」というところが労働意欲の源泉としても、では、いい服を着て何をしたいか、と突き詰めれば――やはり「異性と出会いたい」「あわよくばセックスをしたい」という本心に行きつくはずです。

男性の労働意欲とセックス

「なぜ働くのか」と問われれば、男性の答えは、女性よりもずっとシンプルなものかもしれません。「より多くの稼ぎを!」という答えも、「昇進のため」という考え方にも、その裏には、「もっと男を磨いていい女を抱きたい」という本心がわりに率直に表れています。

セックスというモチベーションがあればこそ、男は働きます。もし世の中から風俗が消えてしまえば、少なからず仕事の意欲を失う男性も多いでしょう。「できる男がモテる」という事実があるから、男たちは身を粉にしても働くのです。

女性の労働意欲とセックス

世の多くの女性は、働いたお金でお気に入りの服を買い、おしゃれを楽しんで、仲間との食事やお酒の場に出かけていくことを、人生の大きな楽しみとしています。もちろん仕事自体にも充実感があり、キャリアアップを目指している女性も多いでしょうが、私生活を完全に犠牲にしてまで仕事に励むという女性は、まだ男性と比べて少ない印象です。

女性が自分好みに着飾り、交流の場に出かけていくのも、やはり「出会い」を求めているからでしょう。ただ、その行動原理は「セックスがしたい」という男性的・直截的なものでなく、どちらかといえば「結婚相手を探したい」「ゆくゆくは子どもも欲しい」という現実的な思考によるものが多いでしょう。

無論、その途上に「セックス」が介在していることは間違いないことですが。

夫婦のセックスと労働意欲の関係

今確認してきたように、男女共に「労働意欲」と「セックス」には深い関係があります。

しかしこれが、夫婦の契約を交わした男女となると、若干事情が変わってきます。常識として「不貞行為」は禁じられているので、心情的にも、異性との出会いを求めてあらゆる社会行動を起こそうとするモチベーションはセーブされます。

視点を変えれば、結婚とは、不貞行為を許さない代わりに、「いつでもセックスしてもいい関係」を相手に提供することでもあります。

しかし、特定のパートナーの肉体に触れることしか許されない立場とは、特に男性にとっては窮屈なものです。そこに何らかの事情でセックスレスという状況が出てくると、これは間違いなく労働意欲の低下に関わってきます。

働いて働いて、どれだけリッチになっても浮気はできないし、パートナーはセックスを拒む。もうマスターベーションで満足するしかない。そのような状況になると、そもそも働いている意味って何なんだろう――と、見失う人が出てくるのも当然かもしれません。

セックスレスは「働く意欲が無い」男性を作る!?

つまり、セックスレスは究極、「男を働かない人間にする」というわけです。

それなら自由に浮気もさせてあげようという心の広い奥さんもいるかもしれませんが、あなた自身の性欲はどう処理されるのでしょうか? 

まさかダブル不倫? そのようなただれた夫婦生活を続けていては、当たり前のことですが子どもにも影響が出てきます。

パートナーが求めてきたときには、多少気分が乗れないときでもすげなく断ることはしない。

「今日はだめだけど、週末はたくさんしようね」などと言い方を考えたり、あるいは手や口を使って性処理だけしてあげたり、そういったやり方も考えるべきかもしれません。

あるいは夫が求めるそぶりも見せないときには、セクシーな下着を身に付けたり、いつの間にかおろそかになっていた無駄毛・体臭対策を万全にして、また女磨きを始めてからアプローチしたりと、彼を「働く男」でいさせるために、積極的な工夫も必要でしょう。

「別に私の身体に触れようとしないことくらい、どうってことない」という方も、忘れないでください。セックスレスは、確実に男の労働意欲を低下させます。それはひいては収入にも影響し、家計を苦しめる遠因ともなりかねません。性的な不満足を感じていない場合にも、いずれレスはあなたの身に別な不幸を降りかからせる脅威として、前向きに対処しなければならない問題なのです。

無論逆もしかりで、男性も妻から一目置かれる「男」としての自分磨きは必須です。今は医薬品もサプリも揃っている時代・勃起に自信が無いなどと甘えたことを言っては駄目です。

女性も男性も双方が自分を磨く事を忘れないことが、セックスレス解消や労働意欲改善などに直結するのです。