夫婦間の意思疎通不足が根本原因のセックスレス解消方法とは

夫婦間の意思疎通不足が根本原因のセックスレス解消方法とは

セックスは男女間の最大のコミュニケーションということができるでしょう。

通常、出会ってすぐの男女がいきなりセックスをすることはありません。
会話をして、相手のことを気に入って、一緒に長い時間を過ごして「信頼関係」を築いて、その上で肉体関係に至り、深く結ばれるのです。

夫婦同士なら、いわば当たり前になるセックスという行為も、信頼の上に成立しているとも言えます。

セックスは「信頼関係」を深めたり、持続する上でとても重要な営みとなっています。

そして、「信頼関係」を築く上のでの「肉体関係」に必要なのはコミュニケーションです。

セックスレスの夫婦を見ると、多くのカップルがコミュニケーション不足に陥っている事が多いのです。
基本的なコミュニケーションがなくなってしまうと、その先にはセックスレスが待っているといっても過言ではありません。

コミュニケーション不足が招くセックスレス

セックスという行為は、言葉をかわさずとも語り合えるような、最大級のコミュニケーションでしょう。

何よりもその行為が示すのは、相手への一定以上の「信頼」であり、それが深まる事で「愛」が芽生えます。

私たちは男であれ女であれ、決して見知らぬ人と所構わず身体を交えるわけではありません。
いくつものコミュニケーションを通して、ついにセックスという究極の行為を行うわけです(そして、当然セックスの中でも言葉や肉体的接触による意思疎通は行われます)。

つまり、会話や、たとえば手を触れあわせている時間、朝晩の何気ない挨拶、食事やバスタイムなど、そういった普段のコミュニケーションもセックスを構成する一部と言うことができるでしょう。

中でももっとも大きな要素は、「会話」に違いありません。

これが欠けると、致命的な夫婦関係の破たんに至る可能性もあります。

セックスレスというのは、その過程でしかありません。

もし、ここ一週間、まるでパートナーとの会話がないという場合には、セックスレスという事態よりも、その状態を重く憂慮すべきでしょう。お互いの共通の友人を間に挟んでお酒を飲む…などの方法を取り、何にも優先して、二人の中に会話を復活させるべきです。

どんなカップルでも、よほど特異な性癖で結ばれている男女で無い限り、一言も喋らずにセックスをするということはないはずです。

性的なことには「閉じた関係」であり、あえて言葉にして話すことはない間柄でも、お互いが「したい」と思うときにはそれらしい仄めかしやスキンシップがあるはずです。

そして、それにも先立つのが、言葉によるコミュニケーションに他なりません。

つまり、会話がない夫婦の間には、ほとんどセックスの可能性もないということになるのです。

もちろん、言葉はなくても一緒に同じ空間で長い時間を過ごすことは親密な夫婦だけに許された特殊なコミュニケーションの一つですが、それだけではセックスレスを解決することはできません。いえ、というよりも一層レスの状態が深刻化するだけでしょう。

コミュニケーション不足は「挨拶」から修復する

無人島や、社会から遮られた部屋で長く生活していた人は、他人との喋り方を忘れるといいます。

というのも、それは、「挨拶」を忘れてしまうからという理由のようです。

仕事に入るときのことを考えてみればわかりますが、必ず仲間たちに対して「おはようございます」なり「お疲れさまです」なりの声掛けがあるはずです。
そんな挨拶も抜きにいきなり「**の件はどうなった?」などという話はできませんし、そんな意思疎通は不自然極まりないですよね。

これはセックスレスの夫婦にも言えることです。

最終的にセックスという最大のコミュニケーションであり、意思疎通を行うためには、その最初の最初のきっかけとして、挨拶をしなければなりません。

長く夫婦生活を続けていると、ついいい加減になってしまう部分ですが、「おはよう」や「行ってらっしゃい」、そして「お疲れさま」、「お帰りなさい」という言葉を、あなたはパートナーに対して、きちんと言えているでしょうか?

単なるコミュニケーション不足がセックスレスの原因となっている場合には、この挨拶をきちんと行うことで、いずれ男女の関係に戻れる希望が見えてきます。

というのも、挨拶ができれば、その次に連なる会話も自然と生まれ、それはやがて軽いスキンシップへと繋がり、手繋ぎやキスといった男女の行為に繋がっていくからです。

「もう年々もセックスしていない。決して彼のことが嫌いというわけではないんだけど…」
「セックスもしたいけれど、何より妻と話せないのがつらくて、心が苦しい」

そんな方は、長年のレスであっても、「挨拶からの会話」という流れを、まず心がけてください。

もちろん、結果を急ぐ必要はありませんし、焦っては仕方の無い事です。

会話が成立したからといって相手に承認されたというわけではありませんから、特にレスの期間が長かったならそれだけの分、会話を重ねていく必要はあります。

その中で、パートナーに「やっぱりこの人のことが好きなんだ」と思わせるために、特に女性には自分磨きが必要かもしれません。

惰性で何となくの家庭生活、恋人生活の中で、体臭の対策やムダ毛処理などがおろそかになっているならば、そこもきちんとケアするなど男性にとっても、女性にとっても「自分磨き」は変化を生む重要なファクターとなります。

飽きた、異性として見れない場合の解決方法は?

夫婦という関係は、二人が「別れよう」という合意に達しない限りは、基本的に死ぬまで続けていく契約です。

パートナーとの長い生活の中で、常にお互いに興味を持って生きていくというのは、簡単なことではないでしょう。

とりわけ肉体的な欲求――男性ならば相手にマウントしたいという衝動、女性ならば抱かれたいという願望を長期的に持ち続けることは、たいへん困難なことかと思われます。

現実的なところでは、結婚して10年も経てば、一般的には相手を「異性として見る心」は失われていくのではないでしょうか?

パートナーに対する「飽き」は、如実にレスを招く原因といえるでしょう。

「愛情」はやがて「情」になる

世間でもよく言われる警句ですが、「男女の愛情は、やがて愛が取れて、情だけになる」、これは間違いのない真理でしょう。

今はこうして「夫婦のセックスレスというのは社会的な問題だ!」「日本はセックスレスに対する理解と対策を遅れている!」という議論も比較的オープンに交わされる時代になってきました。

しかし、たとえば今これを読んでいるあなたのお父さん、お母さん世代となると、どうでしょうか?

おそらく、夫婦間でセックスがなくなるというのは当たり前のこと、という認識があるはずです。ラブラブの老年夫婦というのは圧倒的に少数でしょう。

それぞ、「情」だけで男女が繋がっている状態です。パートナーには、もうとことん飽きている。

それでも、今さら別れてどうこうしようとも思わないし、熟年離婚なんて恥ずかしい…それが従来の考え方であり、今なお広く世間に浸透している日本の夫婦観です。

しかし、今後はその古き良き夫婦観も、日本社会のさらなる欧米化の中で少しずつ変化していくはず。現在も実際に、その「兆候」は表れているように思えます。

当たり前のことですが、いつまでも愛情は愛情のまま、情に変化することなく、男女としての付き合いが絶えない夫婦でいられるならば、それ以上のことはないのですから。

相手を飽きさせないための方法とは

しかし、実際に相手を飽きさせないために何ができるか、ということを考えると、まずはやはり肉体的な部分でしょう。

最近はアンチエイジング技術も進んでいますし、美容外科での整形に関しても、日本社会はずいぶんと寛大になってきました。

もちろん、特に若い女性はいきなり整形という手段に飛びつく必要もありません。夫婦間の男女としての緊張感を維持させるためには、たとえばムダ毛対策や体臭対策など、基本的な部分が第一です。できる範囲でセルフケアするのは、女性としての最低限の「礼儀」「マナー」といった部分でもあるでしょう。

余談ですが、そういった女性のための薬用石鹸は、男性でも使用できます。さり気なくパーの分もお風呂場にセッティングしておけば、あなた自身、夫に対する嫌悪感を持たずにセックスが楽しめるかもしれません。

その他、服装や日頃の喋り方などは、言うまでもありませんね。いざ、彼がその気になったときに、「でも今さらこんな女と…」なんて思われないためにも、「女性らしさ」を維持する努力は怠れません。

さらには外見的な部分だけでなく、内面も充実させれば、パートナーもあなたに飽きることはないはずです。

夫婦生活も長くなってくると、会話も休日の過ごし方もパターン化して、そして一周回って、夫婦がお互いに、「もうこの人とやるべきことはすべてやった」という気持ちになってきます。

そのような致命的な倦怠を避けるためには、あなた自身が毎日、新しく何かを吸収し、自分を高め続けるしかありません。

年を取っても、できることはいくらでもあります。本を読んだり、映画を見たり、何か習い事をしてみてもいいでしょう。

常に新しい社会に触れ続けて知識と話題を吸収し、それをパートナーと共有することができれば、基本的にお互いのあいだから会話がなくなるという事態にはならないはずです。

肉体的な接触の「アプローチを変える」

セックスそのものに対する「飽き」もまた、深刻な問題です。

若い頃はそれはいろいろ楽しんだという夫婦も、年を取れば、そのためにこそ逆に、「もうすることがない」という行き詰まりを感じることでしょう。

そんなときには、セックスでなくても、肉体的なスキンシップを楽しむというのも、1つの考え方かもしれません。

たとえば、パートナーへのマッサージというのは、素晴らしいコミュニケーションの形ではないでしょうか? 

「いつもお疲れさま」とでも言って、相手の身体を揉みほぐしてあげて、その中で会話も楽しむ――そのような流れから、セックスが始まるということもあります。

人間は誰しも物事に、そして他人に対して慣れて、いずれ飽きていくものです。どんな夫婦にも、パートナーの存在に対する慣れであり、飽きからセックスレスになる危険は潜んでいます。

「もう一か月もこの人と触れあってないな」が、「もう1年も」「2年も…」と絶望的なレスに発展しないように、自分にもできる対策を今から考えてみましょう。