要求される「奉仕」への嫌悪感。性欲処理の玩具にならないために

要求される「奉仕」への嫌悪感。性欲処理の玩具にならないために

男性から「過度な奉仕」を求められるために、セックスが心楽しくないと感じる女性も多いようです。

それが結婚前であれば、「もうこんな人は嫌だ」と思い立ったが吉日、さっと関係を解消してまた別のパートナーを探すこともできますが、すでに夫婦の契約を固く結んでしまっているならば、そういうわけにもいきません。

パートナーに「アレして」「コレして」、または「したくないと伝えると不機嫌になるから仕方なく」などが嫌でセックスレスになっているならば、それが夫婦間に微妙な空気をもたらすにしても、じっくりと話し合う必要はあるでしょう。

嫌々とセックスに応じていれば、ひいては男性全体への嫌悪感も募っていきます。

基本的に動物的な男を対話で黙らせ、そしてもっと理性をもった行動に導かせることが大切です。

男性主導のセックスで疲れきった心からレスに

パートナーとセックスするときには、たとえば毎度オーラルセックスを強要されたり、こちらの準備が整う前に勝手に挿入され発射されたり――そんな男性主導のセックスに嫌気が差しているという女性も多いはず。

これは夫婦に限らず、若いカップルの間でも実にしばしば陥りがちな例で、ただ「性欲処理」のためだけに女性が利用されている状態です。

それが刺激的に感じられるという、いわゆるM気質の人でも、結婚して毎晩そのようなプレイを続けられれば、いずれ「何か違う」という感覚が出てくるはずです。

セックスとは本来、お互いの合意と、親密な呼吸の上で行われる愛の行為なのですから。

もちろん、時には性欲を処理するだけのセックスもあっていいでしょう。しかし、それが男性の性欲を処理するだけのセックスなら、やはりそれは間違い。鬱積した性欲を発散したいならば、セックスは、女性にとっても快感のある交わりでなくてはなりません。

男性主導のセックスから抜け出すためには、次のような方法を実践してみてください。

相手のプライドを傷つけないための「お願い」の方法とは

「毎回フェラチオばっかりさせないで! すごく嫌!」
「なんで私のことを考えずに入れるの? ただヤリたいだけなら風俗に行ったら?」

感情的にそのような思いをストレートにぶつけたくなる気持ちもわかります。しかし、そこはグッとこらえて、できるだけ相手の神経を逆なでしないような言い方を考えましょう。

男とは、基本的にプライドが高く、自己中心的、いつまでも腐れガキな生き物です。女性のことを考えず自分本位にセックスをしようとする男性なら、尚のこと。

パートナーにそんなことで気を遣わなければいけないのはなんとも面倒でもありますが、そこを逆手に取ればうまく誘導することも可能です。

「そのやり方も気持ちいいけど、私はもうちょっと前戯してほしいかな」
「フェラチオは嫌いじゃないけど、自分のペースで舐めさせてくれない?」

というように、「相手のやり方をある程度認めながら、自分の希望を伝える」という言い方をしてみましょう。

すべてに「NO」を突きつけると、男性もすねるか、逆上してもっと乱暴になります。プライドの高いパートナーに対しては、基本的には従順に。でも完全には相手のペースに巻き込まれないよう、うまく手綱を握ってあなたが主導権を握りましょう。

彼の操り方が分かってくれば、徐々に「自分がしてほしいセックス」まで、時間はかかっても辿りつけるはずです。パートナーへの嫌悪感も消え、レスの危機も遠ざかります。

ただし、あなたがへりくだっても、男が一切態度を変えないようであれば、その場合は諦めも肝心です。

残念ながらあなたのパートナーは変わりません。こっちから願い下げです。そんな低俗な万年ガキの事は諦めて、慰謝料をガッツリ取ってさっさと離婚でもしたらよいのです。

セックスにおける「等価交換」のすすめ

考え方を変えてみましょう。「旦那がアレをしろ、コレをしろという権利があるなら、私にだってあるはず!」と。セックスの中にも、「等価交換」という概念を持ち込むのです。

というよりも、セックスとは本来そのようなものでなければなりません。相手がいないとできない行為なのですから、パートナーの意見に耳を澄ませて、お互いが気持ちよくなれるように対話しながら、基本的には等価交換で進めていくのが理想のセックスなのです。

「私がいないとあなたも性欲を発散できないんだから、ちょっとくらいは言うことを聞いてよね」という思いは、ごく当然のものとして持っていいでしょう。男性主導のセックスに服従することはありません。

しかし、それを直接的に言葉にして言えばまたプライドの高い相手をムッとさせることにも繋がりかねないので、次のように具体的なことでお願いしてみてください。

「いつも私が舐めてばっかりだし、たまには舐めてほしいな」
「前はいきなり入れさせてあげたんだから、今日はちょっと丁寧にして?」

というような言い方です。女性の多くが恥ずかしながらも実は望んでいるというクンニリングスも、この「等価交換」の概念を持ち出せば、さり気なく要求できます。根が常識的な人ならば、多少プライドが高いとしても、女性側からの要求も汲み取ってくれるはず。

いつもいつも彼の言うことばかり聞いていて、もうセックスに疲れた…という女性は、ぜひ試してみてください。ベッドタイムを通して男性の上手な扱い方を心得れば、それは日常生活の中でも応用が利きます。もっとうまく相手を使える女に生まれ変わりましょう。

パートナーへの信頼低下でSEXしたくなくなった人へ

そうですか。あなたのご家庭も、セックスレスですか――珍しいことではありません。現在は日本でも5割程度の夫婦が、性生活に関して少なからぬ不満を抱いていると言われています。「最近、ご無沙汰で…」という悩みは、決して少数派でもありません。

しかし、なぜセックスレスになっているのかについて、真剣に考えたことはありますか?

「たぶん、あいつも育児や家事で疲れているんだろう」
「きっと主人はもう、私を女として見ていないんだと思う」

確かにそのような理由も存在します。しかし、自分の予想とはまったく違った理由でパートナーが気分になれないという可能性もあるのです。曖昧な不安に包まれたまま、セックスレスをなんとなく受け止めてしまっている状態は、あるいは危険かもしれません。どうしてしないのか、できないのか。白黒はっきりさせた方が、気持ちもすっきりもします。

そのままの状態で、パートナーに対する「信頼」は、今後も維持できるでしょうか?

パートナーへの信頼低下~セックスレス最大の弊害

セックスレスがもたらす問題は、「満たされない性欲の鬱積」だけではありません。

何より危険視すべきなのは、セックスレスによるお互いへの信頼低下です。理由もはっきりしないのに「今日はだめ」「気分になれない」と断られ続けると、当然のことながら断られた方の心は、少なからず傷つきます。

「私はもう、彼にとって女じゃないんだろう」「前のように好きという気持ちはないんだろう」と、ネガティブに勘ぐってしまうものです。

性的な処理というのは、マスターベーションという方法もありますし、そこまで大きな問題ではありません。何よりも辛いのが、愛するパートナーに拒まれることです。セックスを拒絶されると、自己評価にもキズが付きます。これは男にとっても、女にとっても辛いことです。専業主婦で、子どももママ友もおらず、事実上、「家庭以外に居場所がない」という女性にすれば、これはアイデンティティの危機とさえ言ってもいいでしょう。

ヤリたくないには原因がある

「不倫」の疑いが夫婦関係をギスギスさせる

セックスレスの原因がはっきりしているなら、いくらでも対処のしようがあります。しかし、それが「なぜ」なのかわからないセックスレスは出口も見えず、ネガティブな想像ばかりが渦巻いて、人を疑心暗鬼にするものです。

そして、性生活に満足していないすべての夫婦が辿りつくのが、「あの人は不倫しているんだろう」という一人合点でしょう。これは、ある意味でそのように考えた方がラクという気持ちの動きかもしれません。「あの人が勝手に浮気をしているのであって、一切自分のせいではない」と思うことができるからです。

「不倫」を勘ぐりだせば、それはムードとして家庭内に充満し、夫婦間の空気は自然とギスギスしてきます。そうなる前に、一度じっくりと時間を取って協議したいものです。

顔を突き合わせて話し合おう

「なぜセックスをしてくれないのか」と相手に率直に尋ねることは、勇気が要ります。またタイミングを外せば、冗談のように受け流されてしまうこともあるでしょう。

お互いに誤魔化さずに胸襟を開いて話し合うためには、やはり夜がベスト。拒まれたそのタイミングで、多少は未練がましく相手にすがりついて、「なぜ」と訊いてみましょう。そのとき、恥ずかしがらずに、自分が性的な欲求に悶えていることも伝えるべきです。

まさか不倫をしている場合にまで、「実は――」と話してくれることもないでしょうが、多くの場合、事態はそこまで深刻ではないものです。単に「疲れているから」とか「最近ちょっと元気がなくて」とか、そういった理由がパートナーの口から語られるはずです。

どうしてセックスレスになっているのか、その理由が明らかになれば、対策も見えてきます。疲れているというならば、やはり平日の仕事帰りにパートナーに迫るのは、マナー違反。休日までマッサージでのスキンシップに止めて、あるいは朝、出ていく彼に精力剤を飲ませるなり、滋養たっぷりの食事で帰りを出迎えるなりしてあげるべきでしょう。

「このままじゃいけない」――相手も同じ気持ちです

夫婦生活がどれだけ長くなっても、男女共に、常に性欲が消えることはありません。

あなたが「もう少し、したい」と思っているということは、本来的にあなた以外に性のパートナーがいるはずもない彼/彼女もまた、同様の満たされなさを感じているはずです。

「このままじゃいけない」と思ったそのときが、なぜセックスレスに陥っているのか、その原因を解き明かして、対策を始めていくそのときなのです。時間の経過と共に、だんだんと夫婦間での性生活を取り戻すことは難しくなってきます。少しでも早い対処が、健全なセックスの習慣を復活させるための、大事な心がけです。「もしかして、セックスレスなのかも」と思ったら、今すぐ「初動」を起こしましょう。